2022年03月17日

ココジャパンのリノベーションに行ってきたよ

以前のブログで紹介したリノベ内覧に行ってきました。

俵山温泉の大駐車場へ入場するのに道はふたつ。ひとつは福田饅頭屋さんから一方通行の温泉街を突っ切る。もひとつは、俵山郵便局まで来て左折。後者のルートをたどる方がほとんどだよね。郵便局前を左に曲がって直ぐ、右下に見える建物がリノベ会場です。ココ・ジャパン、あずきさんの案内で進みます。

Entrance01


 折しも湯町の温泉旅館を営む夫婦が見学に来られていました。昔の風情を知るふたりはひとしきり感慨にふけると、どうやって、どうゆう風に若い人が変えてゆくのかと、次に湧く想いはそこです。やはり気になるし、気にしてもらえたことが嬉しい。目を引くのは作業するひとがたくさんいること。おじちゃんじゃない。聞けばこの日は山大生が10名ばかり手伝っている。昨日までは20名くらい居たそうだ。春の休暇を利用した山大リノベ部のメンバーが、所狭しと動いている。

Entrance02


壁を塗ったり床を張っている。その手つきからしてかなりの場数を踏んでいると尋ねたら、俵山の大工さんからちょっとした指導を受けている程度だとか。素人の仕事ではない。

Entrance04


上の写真はゲストハウス。2階の民泊ができる住空間はほぼ完成に近く、1階のワーキングスペースは現在のところ作業場。次の棟に移ります。

Entrance05


もとは住居スペースであった母屋です。2階にキッチンとダイニングがあり、改装に手を付け始めています。この棟はシェアキッチンで使われるため、週替わりで出向く料理人が泊まる部屋を3階に用意していました。これがまたね、眺めも良くて、北欧風の内装が外の景色と混ざり合っていて絶好調でした。
上の写真がこれから変わってゆくのだ。未来図はココ・ジャパンと助ける仲間たちが描いいる。かならず完成するだろう。早ければ夏ごろにキッチン棟がお目見えできるようですね。



2022年03月12日

干支かざり

季節が過ぎてしまっての投稿をお許しください。

年が明けてしばらく、里山ステーションの玄関ホールに正月飾りがあって、干支の置物は丑でした。デイサービスの利用者が一昨年の暮れに作った折り紙の丑、そう、干支だけ年が明けていなかったのです。

お雛様の季節になっても丑がでーんと鎮座。あまりの扱いに見かねた地域の方が、これをお使いなさい。

干支マスコット.JPG



2022年03月11日

雨が降らないってのも災害

木屋川01


台風などによる集中豪雨で河川が氾濫すると、辺りは甚大な被害を被る。
一方で雨が全く降らないと給水制限から断水に繋がり困窮する。
どちらが酷いとかの話ではない。
わたしたちは自然と共に生きているから、住みよい日もあれば惨いこともある。

木屋川02


3月8日に撮影した小屋川。冬は水が少ないものだが、今年は特に。軽トラックが走れるくらいの河川敷が現れた。田んぼをつくるひとは水が無いという。

木屋川03


田んぼは2020年のトビイロウンカ、2021年のいもち病による病害虫被害が続けて起きた。
今年は水になるかもしれない。今年の冬は雪が降らない、積もらなかった。それだけじゃなく雨さえ降っていない。北浦の冬としては珍しいくらい青空が広がる毎日。だから、明け方の冷え込みが激しく、昨日まで大霜の日が続いた。それでいて日中は20度近くまで上がるものだから、桜は例年並みの開花になるだろう。

うたあかり


2月末に天狗巣病の駆除をした日に見た桜より、花芽がはっきりしてきた。去年よりたくさんついている。小さな枝にもいっぱいついた。夕べ湯本温泉のうたあかりにでかけ、河川公園の桜の木を見上げる。出かけると桜が気になってしまう習性がついた。うんうん、天狗巣に罹っていないぞ、いい感じの樹勢だな。湯本は俵山より温かいから早いだろうなど考えて眺めた。

2022年03月07日

自然災害に備える

 近年の気象は異常といわれる。どこまでが正常でどこから異常かという線引きは過去のデータに基づく。我々民間の感覚では、降ってほしいときに雨は落ちず、もういいよってなっても降り続くのが異常。毎年、豪雨災害は国内のどこかで発生している。線状降水帯や爆弾低気圧など昔は無かった気象用語がテレビから流れてくる。幸いにも山口県北部、特に長門市で過去に大きな災害ははっせいしていない。地震も少ない、落雷群発地帯ではない。自然災害を対象に考えたとき、俵山で想定することがどれほど難しいか。

 3月6日(日)、コロナ感染症の蔓延により延期されていた防災会議が、ヤマネスタジアムのクラブハウスで行われた。クラブハウスは俵山地区の緊急避難場所に指定されている。だから、地区の会議出席者に避難場所を知ってもらうことが必要との判断から場所が選定されたのだ。この日集まったのは、10地区の代表者、避難のための支援者、会議の主催者合わせて30名ほど。オンラインで参加したのは、内閣府担当官をはじめとした防災の専門家たち。会議の趣旨は、俵山地区における防災計画の検討である。

 長門市防災危機管理課が示した計画の素案が各地区で揉まれ、回答する作業を数回繰り返した。地区代表者の意見を聞くと、完成まで何度も描き直しがいる。俵山といっても広い。人口は900名と少ないが居住地域は点在している。災害が起こりそうなとき、自宅にいることが安全と考えるヒトは過半数いた。移動して避難所に移る行動が危険と感じている。ある自治区の代表者は話した。

 長門市のハザードマップからも各地区の集会所は安全な場所と言えない。地区の中で安全と思われる住宅を選んで、事前に近所避難マップのようなものを作ったほうが良い。高齢者は集会所やクラブハウスへ避難できないし、避難を支援するものも高齢者だ。

俵山地区防災会議


2022年03月04日

地域の特産品がまたひとつ

俵山農産物加工センターは、3月いっぱいで事業を終えることになった。
長い間、おいしい木綿豆腐に手づくりの米味噌をわたしたちに提供してくださった。
茄子のからし漬けも。
からし漬けはいろいろな地域の生産者のものを食したが、俵山のからし漬けが一番のお気に入りだった。
関係者のみなさま、たいへんお疲れさまでした。

豆腐づくりは朝が早い。
5時に集まって働く。
今の季節の朝5時は氷点下。
井戸水の配管が凍り付く。
真っ暗な俵山大羽山の一角、加工センターの建屋の窓だけ明かりがもれる。
灯りに反射した大豆を茹でる蒸気が星空へ昇る。
古き良き豆腐屋さんが3月で幕を下ろします。

一昨年の冬、俵山の自然薯を生産している農夫が鍬を置いた。
高齢に伴い自然薯と組する体力が奪われたのだ。
最後まで俵山で自然薯を作る農夫だった。
あれから2年経つ今でも自然薯を買い求める客が訪れる。
季節が廻ると必ずここには自然薯があると信じられている。
ひとつ、またひとつ、地域の特産品が失われてゆくのは何故か。

時代が変わり食生活が変わる。
農林水産業は経済活動の主役を第3、第4次産業に譲った。
AIが主役の第5次産業が仮想世界を主戦とし社会を引率する未来は近い。
農業が無くなるのか。
食べなくても生き続ける時代が来れば、1次産業は言葉もなくなる。
それは考えられない、もしくは考えたくない。
ヒトの身体に入るものを作る仕事が無くなるとき、ヒトは亡くなる。

自然薯、豆腐、味噌。
無くなるものがあれば増えるものがある。
そうならなければならない。
そのために作り続けるヒトがいる。
手打ち蕎麦が広く知られるようになった。
蕎麦の栽培面積は増える。
パンを焼く人が増える。
小麦を作ってみたらどうだろう。
お米を作るにしてもこれまでと違う品種を差し込む。
米粉で焼き菓子やパンがつくれないだろうか。
まだAIを使わない。
ヒトが考えてヒトが作る地域を続けたいです。



2022年02月23日

子育つ環境

余談ですが、「子育て」という言葉は好きになれません。
子どもは育つものである。
何かしら、昭和的な古い考え方を持っております。
だから、「子育つ」が正しい。

本題。
長門市は新年度予算でハローベイビー応援給付金の創設を計画発表した。第3子以降、手厚い出生給付金を支給するもので、転入者の増加、出生率の向上を目指している。昔はそんなものは無く、あらゆる意味で豊かだったのだ。それは今も続いている。だって、俵山は子どもが3人いる世帯比率が高い。これ、現在の話。

今でも3世代同居があたりまえ。長年暮らしていると分からないが、山の外の住人から見れば羨ましく豊かな空気にあふれている。俵山の住人はとにかくよくお話しする、世話もする。だからなのか、今年は市の政策とは別の効果から、移住者が増える予感がする。

2021年12月23日

ポーチの花壇の化粧直し

里山ステーション玄関ポーチの一角の小さな花壇。
夏前からベゴニアとインパチェンスが鮮やかな模様を創造してくれました。
氷点下となり凍ってしまったので撤収。
しばらく花壇は荒野でした。
今週、NPOに協力してくれるご婦人が仕立ててくださいました。
ありがとうございます。

kadan.JPG

2021年10月26日

地区の防災対策について

10月19日(火)ヤマネスタジアム俵山クラブハウス2階。

bousai.JPG


地区防災計画モデルを俵山地区で進めようとする事前の打ち合わせが行われました。

内閣府は防災対策として国レベル、地方レベルの防災計画を定めていますが、東日本大震災のとき、地域による自助・共助・連携が機能したことを教訓とし平成26年、地区防災計画制度を創設しました。
このたびの協議は、俵山地区を長門市のモデル地区と設定し、地区防災計画を考えようというものです。

皆さんがお住いの場所が防災マップでどの基準にあるかを知る。
災害が起こる前の準備、災害が起こりそうなとき一人一人が自分でできること、できないことを知る。
避難が求められたときの行動をみんなで考えてゆきます。

この日の出席者は、主催者として長門市防災危機管理課課長及び課長補佐、進行役として(一社)関西情報センターの担当者4名、専門家として兵庫大学減災復興政策研究科の澤田准教授、俵山地区から三浦辰美さん(下安田)、安永加津子福祉エリア支援員、NPOから松岡慎治が参加。
オンラインで内閣府の市川さん。

会議で申し上げましたが、山口県の日本海側は自然災害が少ない地域。公共交通が失われてゆく地域ですから交通災害もほとんどありません。
長くお住いの地区民で、地震や水害雪害、台風被害にあわれて強烈な想いを刻み込んだ方はいないでしょう。

災害対策について行動を起こす前に、災害の起らなかった地域で想定外のことをみんなが考える機会をつくらなければいけませんね。