2023年12月06日

森林の管理

「林業サポーター確保研修」に参加して感じたことをつらつらと書いてみます。

森林は日本の国土の7割。長門市に限ると75%に及ぶと聞きます。
その約9割が私有林です。
数年の間に俵山地区では各所で伐採が行われてきました。
奥深い森だけではなく、県道に面した山も地肌が見えるようになりました。
伐った後はどうするのだろう。
どうやって森をつくるのだろう。
このままだと雨が降ったら崩れてしまう。
疑問がたくさんありました。

近年の伐採が増えたことには、複数の理由があります。
昭和30年代に植林されたスギやヒノキが46年経って収穫時期を迎えた頃、木材の需要は減り材木相場が下がった事。
植林して売り時まで46から50年。
養殖魚は1年から2年で出荷と言われます。
米や野菜は1年以内。
果樹は遅いものでも10年後に収穫できる。
木材はこんなに長い。
50歳で植林したら生きてるうちに収入は得られないのです。

当然の帰結として人工林を管理する従事者が減少してきました。
そこに、コロナ下で起きたウッドショックによる価格高騰が到来したため売り注文が殺到します。
その結果、伐採面積が急激に増加し植林が追い付かない状態なのです。
現在の俵山の景観に現れています。
このまま放置すると水の循環が崩れます。大水害、大渇水が起きます。
カーボンニュートラル達成に参加するひとつのきっかけとして、林業サポーターバンクを知ることもありでしょう。

今日は植林現場の現実を見ることができました。
機械ができることはわずかな作業。
人の作業を多く残しています。
夏場の下草刈りと獣害対策は軽作業と言えないもので、あらゆる世代の労力に声をかけられる内容ではありません。
出来ることから始めよう。
posted by ゆうゆうグリーン俵山 at 17:17| 猿人ブログ