2023年11月30日

ふるさと宅配便

ふるさと便_チラシ_2023


 里山ステーションが選ぶ俵山の特産品を詰め合わせた「ふるさと宅配便」は、12月15日の発送を予定しています。注文締切は12月8日。年末年始の挨拶用に利用されることが多く、毎年50セット近く発送します。

セットは2種類。
ほろ酔いセット 5,000円

 吟醸酒「ほれぼれ」が入った内容です。「ほれぼれ」は俵山の酒米イセヒカリを使用。山口県は数ある吟醸純米酒の名産地ですが、「ほれぼれ」の味は負けず劣らず、すっきり淡麗でさわやかな香りが楽しめます。

 コシヒカリは上政地区の穂垂米。この特別栽培米は有機質肥料を使い、化学農薬を50%以上削減して栽培したもの。

 ゆずきち酢は郷、黒川、大羽山、七重地区の長門ゆずきちを手仕事で絞って瓶詰め。絞ったあとの皮は市内業者が買い取り、ゆずきちこしょうに加工して活用されています。ゆずきちこしょうは道の駅センザキッチンで販売中。

 ゆず茶の柚子は俵山の家庭で自然と育っている実生柚子。オーガニック認定を受けている圃場です。

里山セット 4,000円

 しし汁フリーズドライは大羽山のジビエ工房「想」で精肉された猪肉を使用。俵山味噌でことこと煮込んだものをフリーズドライした(株)SD−WORLDの商品です。

 長門ゆずきちジャムは、上安田の料理家ベジふるトレインの商品。かきもちは年により焼き手が変わります。俵山で作られているもち米はマンゲツかミヤタマですけど、かき餅をつくるおばあちゃんはマンゲツを使う方がほとんど。

 野草茶は大羽山のグループが作ります。このお茶は里山ステーションや湯町の湯久里倶楽部で取扱っています。リピーターが多く、それぞれの愛飲者に好適な効果があるのでしょうね。ドクダミ、ヨモギ、スギナなどがブレンドされています。スギナがはいると爽やかな口あたりになります。

 ドリップコーヒーの「yama」さんとは、元地域おこし協力隊員の小坂さんが退任後に起業したコーヒーショップ。そのまま俵山に移住され、オンライン販売をメインに、直売は道の駅や湯久里に商品が置かれています。日本スペシャルティコーヒー協会のコーヒーマイスターを取得され、商品は彼が選んだ生豆を深入り焙煎したものがほとんどです。ふるさと宅配便のチョイスは、「CSM〈coffee strong machine 深煎り1号〉」。イタリアンローストの極深入りタイプは力強い苦みが広がります。

2023年11月17日

長門市は車で回ったほうがよい

 安全運行管理者に義務付けられている講習を受講してきました。最近の道路交通事情の講義の中で出てきたのが、タイトルの「電動キックボード」。長門市のようなローカル地域では見かけませんけれど、都市部で交通事故が増えてきています。道路交通法が7月に改正施行され、構造上の要件を満たすものは特定小型原動機付自動車になりました。
 
 道路で使用するには、ナンバープレートの取り付けが必要で自賠責保険加入が義務となります。16歳以上の方なら運転免許がなくても乗ることができます。ヘルメットの着用は努力義務。飲酒運転は勿論やってはいけません。販売価格は電動アシスト自転車と同等か若干高いです。山口県では相当な車両数が登録されているのかと思えば、講義のあったの日現在で僅か8台。県下最大の人口を有する下関市はゼロ台数とのお話しです。やはり高齢化に伴い自動車社会が加速している山口県。キックボードを通勤手段にするものは居ないと断定できそうです。

 山口県市町村別の登録台数を知りえませんが、観光都市の萩市が多いのでは。というのは、レンタルでキックボードを貸し出しているからです。

萩ふくやさんです。

 着物をレンタルしてキックボードで城下町を散策する企画です。萩市内は起伏がそれほどありません。碁盤の目に道路が交差しますから、自転車よりもキックボードが便利ですよね。立地にマッチした乗り物だと思います。長門市はどうでしょうか。観光地を巡る場合、元乃隅稲荷にしても俵山温泉でも、市街地から10キロ以上離れた上に登らなければなりません。電動アシスト自転車でも躊躇するするほど分散しています。
 やっぱりレンタカーが便利。事業者は多くありませんが紹介します。

YUKUTE
 道の駅「センザキッチン」の一角にある観光案内書のYUKUTEさんです。ワゴンRとハスラーが各1台、料金は1日6,600円。

おとずレンタカー
 長門湯本温泉の駐車場のレンタカーは外車のルノー、アウディ、ミニと日産ノート。料金はノートが1日7,000円、外車は25,300円。

 長門市内全域に「のろっちゃ(デマンド交通)」が運行しています。交通空白地有償運送のことです。この「のろっちゃ」は市内を地域割りしていて、その区間内でしか運行が認めれれていません。しかし、制度を利用して地域をまたぐ観光客を輸送できないだろうか。例えば、湯本から俵山、俵山から元乃隅へ、それぞれの「のろっちゃ」事業者がリレーするのです。安価で利用できる循環バスの計画を謳う為政者がおりますけど、現実的に考えると供用を始めている「のろっちゃ」を使う方が費用は掛からないと思いますけどね。